神降ろし(かみおろし) 【旧舞】
秋祭(あきまつ)りは、氏子(うじこ)の皆(みな)が秋(あき)の収穫(しゅうかく)を祝(いわ)い、氏神様(うじがみさま)に奉告(ほうこく)と感謝(かんしゃ)をするためのお祭(まつ)りですから何(なに)をさておいても万(よろず)の神様(かみさま)をお招(まね)きしなければなりません。 ( )
それにはまず神様(かみさま)においでを願(ねが)う事(こと)を申(もう)し上(あ)げ、それから神様(かみさま)をお招(まね)きしますが、そのためには、お招(まね)きする場所(ばしょ)を、榊(さかき)や剣(つるぎ)で祓(はら)い清(きよ)めたり、清浄(しょうじょう)なござを敷(し)きつめたり、お供(そな)え物(もの)を供(そな)えたりする所作(しょさ)の一(ひと)つ一(ひと)つを表(あらわ)しています。
『座(ざ)を清(まよ)めてお待(ま)ちしておりますから、どうぞ神様(かみさま)おいでくださいますように』と、胴(どう)取(と)りの唄(うた)う、神楽唄(かぐらうた)にあわせて厳(おご)かに、そして優雅(ゆうが)に舞(ま)われます。
出演者
太夫(たゆう) (一人または二人)
奏 楽 大太鼓(胴取り) 小太鼓 手打鉦 笛