恵比須(えびす) 【旧舞】
恵比寿(えびす)の神で知られる蛭子明神(ひるこみょうじん)と事代主命(ことしろぬしのみこと)が父大国主(おおくにぬし)命(のみこと)と共に人々に種種(くさぐさ)の種を分け与え、釣りや商いの道、また農業を教えます。
そして今でも波穏やかな日には、磯部(いそべ)に出かけて釣りを楽しんでいるといわれています。
漁業の神、商売繁盛の神として崇拝されている事代主命(ことしろぬしのみこと)・蛭子明神(ひるこみょうじん)をたたえた演目で、落成式や、祝賀会などでよく舞われ、恵比須(えびす)の滑稽(こっけい)で愉快な舞が喜ばれます。
雑記帳 もともとは、美保神社(島根県美保関)の社(やしろ)を指しますが、公演場所や、地元の神社名に変えたりと、アドリブで面白おかしく舞い、途中で餅・御菓子など撒いたりして観客の皆さんに楽しんでいただける演目です。
出演者
大国天(たいこくてん)(大国主命(おおくにぬしのみこと))
事代主命(ことしろぬしのみこと)(大国主(おおくにぬし)命(のみこと)の子(こ))
蛭子(ひるこ)明神(みょうじん)(伊邪那岐(いざなぎ)・伊邪那美(いざなみ)の子(こ))
奏 楽 大太鼓 小太鼓 手打鉦 笛